中古車SUVの選び方！失敗しないチェックポイントと試乗の極意 | コラム | 愛知・幸田町の中古車販売店 | くるまの風車

中古車SUVを探しているものの、「どの車種を選ぶべきか」「購入後に後悔しないか」など、不安に感じていませんか？

 

新車に比べて価格が抑えられる中古車SUVは、コストパフォーマンスの高さが魅力ですが、適切な車両を選ばなければ、修理費用が想定以上にかかることもあります。さらに、「走行距離はどれくらいが理想なのか？」「修復歴の有無はどこを見れば分かるのか？」といったチェックポイントを知らないと、思わぬ落とし穴にハマる可能性もあります。

 

実際に、中古車市場では毎年多くのSUVが取引されており、その中には「お得な車両」と「避けるべき車両」が混在しています。選び方次第で、購入後の満足度が大きく変わるのです。

 

この記事では、「失敗しない中古SUVの選び方」を徹底解説します。購入前に確認すべき重要ポイント、試乗時のチェックリスト、事故車の見分け方まで、細かく整理しました。最後まで読めば、「安心して長く乗れるSUV」を見極める知識が身につきます。

 

中古車SUVの市場動向と選び方

SUV市場の成長と人気の背景

 

SUV市場は近年急成長を遂げており、特に中古車市場においても需要が高まっています。その背景にはいくつかの要因があります。

 

1. ライフスタイルの変化
   　SUVは、アウトドア志向の高まりや家族向けの広々とした空間の確保が求められるようになったことから人気が拡大しています。特にキャンプやレジャー活動を楽しむ人々にとっては、高い積載性や走破性が魅力となっています。
2. 安全性能の向上
   　SUVは車高が高く、視界が広いため運転のしやすさが向上しています。また、衝突安全性能も強化されており、大型の車体が衝突時のダメージを抑えることから、安全性を重視するユーザーに選ばれやすいです。
3. メーカーのラインナップ強化
   　近年、国内外の自動車メーカーがSUVモデルのラインナップを強化しており、多様な選択肢が提供されています。コンパクトSUV、ミドルサイズSUV、ラグジュアリーSUVなど、ニーズに合わせたモデルが増えたことも市場拡大の要因となっています。
4. 中古車市場での人気の高まり
   　新車価格が高騰する中で、中古SUVの需要が高まっています。特に、新車購入が難しい若年層や、コストを抑えたい人々にとって、状態の良い中古SUVは魅力的な選択肢となっています。

 

SUVが人気車

 

SUVの人気は車種によって異なりますが、中古市場で特に注目されているモデルを紹介します。

 

トヨタ ハリアー
　・スタイリッシュなデザインと高級感のある内装
　・燃費性能と走行性能のバランスが良い
　・中古市場でもリセールバリューが高い

 

マツダ CX5
　・ディーゼルエンジン搭載モデルが多く、燃費が良い
　・デザイン性が高く、所有満足度が高い
　・中古でも高品質な車両が多い

 

スバル フォレスター
　・4WD性能が高く、雪道や悪路でも安定した走行が可能
　・アイサイト（安全運転支援システム）搭載で安全性が高い
　・アウトドア志向のユーザーに人気

 

日産 エクストレイル
　・タフなデザインと高い走破性
　・広い室内空間でファミリーカーとしても人気
　・価格が比較的リーズナブル

 

ホンダ ヴェゼル
　・コンパクトSUVながら室内が広く快適
　・ハイブリッドモデルがあり燃費性能が優れている
　・都市部での運転に適したサイズ感

 

中古SUVを選ぶ際のポイント

 

• リセールバリューが高い車種を選ぶ
  　人気車種は売却時の価格が下がりにくいため、長期的なコストパフォーマンスが良い
• 燃費性能を考慮する
  　特に長距離移動が多い場合は、燃費の良いモデルを選ぶことでランニングコストを抑えられる
• 保証の有無を確認する
  　認定中古車や長期保証付きの車両を選ぶと、購入後の安心感が増す

 

このように、中古SUV市場は多様な選択肢があり、用途や予算に応じて最適な車種を選ぶことができます。適切な価格相場を把握し、人気の車種を比較しながら、理想的なSUVを見つけてください。

 

中古車SUVのメリット・デメリット

SUVを選ぶメリットとその魅力

 

SUV（スポーツ・ユーティリティ・ビークル）は近年、多くのドライバーに選ばれる人気の高い車種です。その理由として、安全性や走破性、積載能力の高さなどが挙げられます。ここではSUVの主なメリットを詳しく解説し、なぜこれほど多くの人々がSUVを選ぶのかを深掘りします。

 

1. 高い走破性と安定した走行性能
SUVの最大の特徴は、悪路走破性の高さです。一般的なセダンやコンパクトカーと比べ、SUVは車高が高く、サスペンションが強化されているため、雪道やオフロード、未舗装道路などのさまざまな地形に対応できます。

 

また、多くのSUVには四輪駆動（4WD）システムが搭載されており、滑りやすい路面や急な坂道でも安定した走行が可能です。このため、雪が多い地域や山間部に住む人々にとって、SUVは頼れる移動手段となっています。

 

2. 高い視点による運転のしやすさ
SUVはセダンなどの車両に比べてアイポイント（視線の高さ）が高く、見通しが良いことが大きなメリットです。これにより、周囲の交通状況を把握しやすくなり、交差点での安全確認や高速道路での車線変更がスムーズに行えます。

 

視界の確保は特に都市部の運転において重要であり、歩行者や自転車の飛び出しにも素早く反応できる点が、SUVの安全性を高める要因となっています。

 

3. 優れた積載能力と実用性
SUVは荷室が広く、収納力に優れているため、アウトドアやレジャー用途にも最適です。キャンプやスキー、サーフィンといった趣味を持つ人にとって、大きな荷物を積み込めるSUVは非常に便利です。

 

また、後部座席を倒すことでフラットな空間を作り、長尺の荷物や大きな荷物を積むことができるのもSUVの大きなメリットです。ファミリー層にも人気が高く、ベビーカーや大量の買い物袋を積み込む際にも役立ちます。

 

4. 高い安全性能とボディ剛性
SUVはセダンや軽自動車に比べて車体が大きく、頑丈なボディ構造を採用しているため、衝突時の安全性が高いとされています。さらに、最新のSUVには衝突被害軽減ブレーキや車線維持支援システム（LKA）、アダプティブクルーズコントロール（ACC）などの先進安全装備が標準またはオプションで用意されており、安全性の向上が図られています。

 

5. デザイン性の高さと高級感
SUVはデザイン性が高く、スタイリッシュな見た目が魅力の一つです。特に外車SUVは高級感があり、プレミアムブランドのモデルはセダン以上の洗練されたデザインを持っています。

 

さらに、SUVはボディカラーの選択肢が豊富で、オフロード向けの力強いデザインから都会的なモダンなデザインまで、多種多様なスタイルが揃っています。

 

中古SUVのデメリットとは？

 

SUVには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。特に中古車市場においては、維持費や燃費、サイズ感といった点が購入を検討する上での重要なポイントになります。

 

1. 燃費が悪く、ガソリン代がかかる
SUVは車体が大きく、エンジン排気量が比較的大きいため、一般的なコンパクトカーやセダンに比べて燃費が悪い傾向にあります。特に都市部での短距離走行では、頻繁な加減速が必要になり、燃費効率がさらに低下する可能性があります。

 

近年はハイブリッドSUVやEV（電気自動車）SUVも登場し、燃費性能が向上していますが、中古車市場ではまだ選択肢が限られているのが現状です。

 

2. 維持費が高くなる可能性がある
SUVはタイヤのサイズが大きく、専用のパーツを使用することが多いため、交換費用や整備費用が高くなりがちです。さらに、エンジンオイルやブレーキパッドなどの消耗品もセダンや軽自動車と比べて高額になることが多いです。

 

また、自動車税や重量税も排気量や車両重量によって異なり、大排気量モデルや大型SUVは税負担が大きくなります。

 

3. 車体が大きいため、運転や駐車が難しい
SUVは車高が高く、全長や全幅も大きいため、狭い道路や駐車場での取り回しに苦労することがあります。特に都市部では立体駐車場に入らないケースもあり、駐車環境を事前に確認する必要があります。

 

4. 中古市場でも価格が高い
SUVは人気の高い車種であるため、中古車市場でも価格が比較的高くなっています。特に国産メーカーの人気SUV（トヨタ・ハリアー、マツダ・CX-5など）はリセールバリューが高く、値下がりしにくい傾向があります。

 

5. 一部のモデルは乗り心地が硬め
オフロード性能を重視したSUVはサスペンションが硬めに設定されていることがあり、長時間のドライブでは乗り心地が悪く感じることがあります。特に古いモデルやオフロード志向のSUVでは、舗装路での快適性が低い場合があります。

 

SUVは多くのメリットがある一方で、購入前にはデメリットもしっかりと理解しておくことが重要です。特に中古SUVを検討する際には、維持費や燃費、駐車環境などを考慮し、自分のライフスタイルに合った選択をすることが求められます。

 

失敗しないSUV中古車選びのチェックポイント

購入前に確認すべき重要ポイント

 

中古SUVを選ぶ際には、購入後に後悔しないようにさまざまな要素を事前にチェックする必要があります。特に、走行距離、修復歴、保証の有無などは、車の寿命や維持費に直接影響を及ぼす重要なポイントです。

 

走行距離の確認
走行距離は車の消耗度を判断する基準の一つです。一般的には年間1万キロ前後の走行が標準とされており、それを超えている場合は使用頻度が高いと考えられます。ただし、走行距離が短すぎる場合もエンジン内部にスラッジが溜まりやすく、機械的な劣化が進んでいることがあります。

 

以下に、一般的な走行距離と車両状態の目安を示します。

 

走行距離	状態の目安
3万km未満	ほぼ新車に近く、エンジンの摩耗が少ない
3万km～5万km	通常使用の範囲内で、コンディションが安定している
5万km～10万km	部品交換のタイミングが増え始める
10万km以上	大規模なメンテナンスが必要になる可能性が高い

 

修復歴の確認
修復歴がある車は価格が安いものの、安全性に不安が残ることがあります。フレームや骨格部分にダメージを受けた車は、長期間の使用でゆがみや部品の劣化が発生しやすいため、避けたほうが無難です。

 

保証の有無
ディーラー認定中古車には保証がついていることが多く、一定期間内であれば修理費がカバーされることがあります。一方、個人売買や一部の中古車販売店では保証がついていない場合があり、購入後のトラブル対応が難しくなる可能性があります。保証の内容を必ず確認し、できるだけ長期間の保証がある車両を選びましょう。

 

その他のチェックポイント

 

• タイヤの状態：摩耗が進んでいる場合は交換費用がかかる
• オイル漏れの有無：エンジン周りを確認し、異常がないかチェック
• ブレーキの状態：パッドやディスクの摩耗状況を確認

 

中古SUVの購入では、上記のようなポイントを総合的に判断し、できるだけリスクを減らすことが大切です。

 

中古SUVの試乗チェックリスト

 

購入を決める前には必ず試乗を行い、運転フィーリングや車両の状態を確かめることが重要です。以下のチェックリストを活用し、問題点を見逃さないようにしましょう。

 

エンジンの始動確認

 

• エンジンのかかり具合に違和感はないか
• 異音や振動が発生していないか
• アイドリングが安定しているか

 

走行中のチェックポイント

 

• ハンドルの違和感：直進時に車が左右に流れないか確認
• ブレーキの効き：踏み込んだ際に異音や振動がないか
• 加速のスムーズさ：アクセルを踏んだ時にレスポンスが悪くないか

 

内外装の確認

 

• シートの状態：破れやヘタリがないか
• ダッシュボードの劣化：ヒビ割れや変色がないか
• 電装系の動作確認：エアコン、パワーウィンドウ、ナビなど正常に作動するか

 

試乗時には、できるだけ街中や高速道路など、さまざまなシチュエーションで運転し、実際の使用感を確かめることが大切です。

 

事故車や修復歴車の見分け方

 

中古SUVの中には、事故歴のある車や修復歴車が販売されていることがあります。見た目が綺麗でも、フレームにダメージを受けている車は避けるべきです。以下の方法で事故車を見分けるポイントをチェックしましょう。

 

ボディのチェックポイント

 

• パネルの隙間：ボンネットやドアの隙間が均一でない場合、修理歴がある可能性が高い
• 塗装のムラ：部分的に色が異なる場合は修復歴の可能性
• フレームの歪み：ジャッキアップしてフレームの曲がりを確認

 

エンジンルームの確認

 

• ボルトの緩み：エンジン周りのボルトが新品に交換されていないか
• 溶接の跡：エンジンマウント付近に溶接の痕跡がある場合、修復歴車の可能性

 

室内のチェックポイント

 

• フロアカーペットの浮き：フロア部分の補修歴がある場合は注意
• シートベルトの巻き取り不良：事故時の衝撃を受けた形跡がある可能性

 

販売店での確認方法
信頼できる中古車販売店では、車両の履歴が詳細に開示されています。事故歴がある場合は必ず明記されているため、販売店の情報をもとに慎重に判断しましょう。

 

このようなポイントを総合的にチェックすることで、安全で信頼できる中古SUVを選ぶことができます。

 

まとめ

中古車SUVを購入する際には、慎重なチェックが必要です。適切な知識を持たずに購入すると、想定外の修理費が発生したり、満足のいかない車両を選んでしまうリスクが高まります。しかし、今回の記事で解説したポイントを押さえれば、失敗する確率を大幅に減らすことができます。

 

購入前には「走行距離」「修復歴」「保証の有無」を必ず確認することが重要です。一般的に、走行距離が短いほど車両の状態が良いとされていますが、それだけで判断するのは危険です。修復歴のある車両は避けるべきかどうか、保証が付いているかどうかなど、総合的な視点で判断することが求められます。

 

試乗は必ず実施しましょう。試乗では、エンジン音やブレーキの効き具合、ハンドリングの感触を確認し、違和感がないかチェックすることが大切です。また、エアコンやナビ、パワーウィンドウなどの装備も正常に作動するかどうかを確かめておくと、購入後のトラブルを防ぐことができます。

 

中古SUV市場では「事故車や修復歴車」を見極めることも重要です。フレームのゆがみ、塗装のムラ、ボルトの交換履歴などを細かくチェックすることで、事故歴のある車両を避けることができます。専門の検査機関を利用するのも一つの手です。

 

中古車SUVは、新車に比べてコストを抑えつつ、理想の車両を手に入れることができる選択肢です。ただし、適切なチェックを怠ると、修理費やメンテナンス費用が想定以上にかかる可能性もあります。今回紹介したチェックポイントを活用し、納得のいく一台を見つけてください。

 

よくある質問

Q. 買って後悔しない中古SUVの選び方は？
A. 中古SUVを選ぶ際には、走行距離・修復歴・保証の有無を確認することが大切です。走行距離が5万km以下なら比較的状態が良く、10万km以上の車両はエンジンや足回りの劣化が進んでいる可能性があります。また、修復歴がある車は価格が安い反面、フレームのゆがみや安全性に問題がある場合があるため、できるだけ避けるべきです。保証付きの認定中古車を選ぶことで、万が一のトラブル時にも安心して乗ることができます。

 

Q. SUV中古車を安く買う方法はありますか？
A. SUVを安く購入するためには、販売店の決算期（3月・9月）やボーナス時期（6月・12月）を狙うのが有効です。この時期は在庫を一掃するため値引き交渉がしやすく、場合によっては10万円～30万円の割引が期待できます。また、個人売買やオークション形式の購入方法もありますが、保証やアフターサポートがないため、初めて中古車を購入する方には販売店での購入をおすすめします。

 

会社概要

会社名・・・くるまの風車

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